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ベッド・マットレスのこと
脚付きダブルマットレスとは?特徴・メリット・デメリット
公開日:2025.06.01(Sun)
ベッドを選ぶとき、たくさんの種類があって迷いますよね。特に脚付きマットレスは、シンプルで手軽に使えることから人気があります。この記事では、脚付きダブルマットレスの基本的な特徴や選び方、おすすめ商品まで詳しく解説します。夫婦やカップルで使うダブルサイズの脚付きマットレスを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
脚付きマットレスの基本
脚付きマットレスとは、マットレス本体に脚が取り付けられたベッドのことです。ベッドフレームや土台を別途用意する必要がなく、マットレスにねじ込み式の脚を付けるだけで使用できます。特にダブルサイズ(幅約140cm)の脚付きマットレスは、夫婦やカップルがゆったり眠れるサイズでありながら、省スペースで収納も確保しやすい点が魅力です。
メリット
脚付きマットレス最大の利点はそのシンプルさと機能性です。フレームを別途購入する必要がないため価格が比較的手頃で、デザインもシンプルなのでどんな部屋にも合わせやすいです。
また脚付きの構造上、ベッド下に空間ができるため通気性が良く湿気がこもりにくいです。カビやダニの発生を抑えられ、布団のように頻繁に日干ししなくても比較的清潔さを保ちやすいとされています。
さらに脚を外したり長さを変えたりできる製品もあり、低いベッド風にも高いベッド風にも高さ調節が可能です。ダブルサイズ以上が少ない点を逆手にとり、同じ脚付きマットレスを2台並べて大きなベッドにする使い方もできます。加えて構造が簡素なぶん重量も軽めで、ベッドの模様替えや引っ越し時に動かしやすい点もメリットです。
デメリット
一方で脚付きマットレスには注意点もあります。マットレスと脚が一体化しているため、マットレスだけ交換することができない点は大きなデメリットです。寿命が来たり汚れやカビが発生した場合、マットレス部分だけ買い替えることができず、ベッド全体を処分・購入し直す必要があります。
また、一般的に脚付きマットレスはフレーム付きベッドよりも構造上強度が劣りがちです。特にダブルサイズのような大型になると中央部分の支えが弱くなる傾向があり、耐久性に不安を感じる場合もあります。大柄な方や体重のある二人で毎日使うとへたりが早まるケースも指摘されています。
さらに市販されている脚付きマットレスはシングル~ダブルサイズが主流で、クイーンやキングなどそれ以上のサイズ展開が少ない点もデメリットと言えるでしょう。
参考リンク
- 脚付きマットレスはおすすめしない?デメリット・メリットを解説! | エムール
- 脚付きマットレスの気になるデメリットとは?おすすめベッドも紹介 | オンネラ
- 脚付きマットレスとは?メリット・デメリットや選び方まで幅広くご紹介 | CACOM
- 脚付きマットレスベッドの寝心地は?おすすめの選び方と注意点 | 快眠タイムズ
脚付きダブルマットレスの選び方(チェックポイント)
脚付きマットレスを選ぶ際には、以下のポイントに注目すると自分たちに合った一台が見つかります。
脚の高さ(ベッド下の高さ)
脚の長さによってベッドの下にできる空間の高さが決まります。一般的な脚付きマットレスの脚は約15cm前後(はがきの縦と同程度)ですが、製品によって12cm程度の低めから25cm程度の高めまで様々です。脚が長いほど収納スペースを確保しやすく、衣装ケースや収納ボックスを差し込みたい方に適しています。
一方、脚が短いタイプは高さを抑えられるので圧迫感が少なく、ソファ代わりに腰掛ける用途にも使いやすいでしょう。なお床からの高さがある程度ある方がほこり対策の面でも有利です。ほこりは床に近い場所に溜まりやすいため、ベッド下空間が十分あるほうが寝具へのほこり付着が減り安心です。
マットレスの厚みと構造
脚付きマットレスの寝心地はマットレス部分の構造によって左右されます。多くは内部にスプリング(コイル)を内蔵しており、主に「ボンネルコイル」と「ポケットコイル」の2種類があります。
ボンネルコイルはコイル同士がつながった構造で適度な硬さと弾力が特徴、価格も安めですが振動が伝わりやすい性質があります。ポケットコイルはコイルが一つ一つ独立して布袋に入っており体圧分散性が高く柔らかな寝心地ですが、価格はやや高めになります。二人で使う場合は寝返り時の揺れが少ないポケットコイルの方が快適です。
またマットレスの厚みも大事なポイントで、厚みがあるほど安定した寝心地になりやすい傾向があります。一般的に脚付きマットレスの厚さは15~20cm程度ですが、厚めのもの(20cm以上)は底付き感が少なく体をしっかり支えてくれるでしょう。
一体型か分割型か(搬入性)
脚付きマットレスには、マットレス部分が一体になっているタイプと、中央で二つに分かれる分割型があります。ダブルサイズの場合、大半は継ぎ目のない一体型ですが、中には搬入しやすさを重視して半分ずつに分かれた商品も存在します。
一体型は継ぎ目がない分寝心地が良好なのがメリットです。一方分割型は運搬しやすく、片方ずつソファのように使える利点がありますが、寝る際に中央の隙間が背中に感じられることもあります。厚手のベッドパッドで段差を埋める対処も可能ですが、コストがかかるため「安さ優先で選んだ意味がなくなる場合もある」ことに注意が必要です。
ダブルサイズ以上は重量もかさむため、エレベーターなしの住宅や曲がり階段の搬入経路が狭い場合は分割型や圧縮ロール梱包の製品だと安心です。
サイズ展開と耐荷重
脚付きマットレスはセミシングル(スモールシングル)~ダブルまでが基本的なサイズ展開です。クイーン以上はほとんど流通していないため、夫婦でゆったり眠りたい場合はダブルサイズ2台を連結する方法も検討しましょう(連結用の隙間パッドを用いると境目も気になりにくくなります)。
また耐久性の面では、脚付きマットレスは通常のベッドに比べ耐荷重が低めとされています。製品ごとの耐荷重を確認し、二人で毎晩使っても余裕のある強度かをチェックしましょう。長く使いたい場合は脚の本数が多く(ダブルなら6本以上)、フレームに金属補強がある商品が安心です。
通気性とメンテナンス性
収納スペース確保にはベッド下に物を置くことになりますが、その場合でも通気が損なわれにくい構造か確認しましょう。脚付きマットレスの多くは底面が布張りやメッシュ構造で通気性に配慮していますが、商品によっては内部にすのこ板を内蔵しさらに湿気対策を強化したものもあります。通気性が高いとカビが生えにくくメンテナンスも容易です。
またカバーが取り外して洗濯できるタイプだと、汗や汚れが気になっても丸洗いできて清潔に保てます。寝心地だけでなくお手入れのしやすさも快適に長く使うための重要なポイントです。
ベッド下収納の活用方法と注意点
脚付きマットレスの大きなメリットであるベッド下の空間は、収納スペースとして有効活用できます。ダブルサイズともなればベッド下はかなりの面積になるため、季節物の衣類やリネン類などの収納に役立ちます。ただし、ベッド下収納を上手に使うにはいくつか注意すべきポイントがあります。
収納できるものの例
衣装ケースや収納ボックスに入れたオフシーズンの衣服、布団や毛布の圧縮袋、普段使わない旅行カバンなどがベッド下収納に適しています。例えばニトリの脚付きダブルマットレス(脚高さ約17cm)では、幅39×高さ18cmほどの浅型収納ケースを4個並べて入れることができるとの報告があります。このような専用サイズのケースを活用すれば、見た目もすっきり収まり無駄なく収納可能です。
ほこり対策
脚付きベッドは床との間に隙間があるため通気性が良い一方、どうしてもほこりがたまりやすいという側面があります。ベッド下に物を収納する際はフタ付きのボックスや収納袋を使い、中の物にほこりが積もらないようにしましょう。またロボット掃除機が入る高さであれば定期的に掃除させる、難しければ週に一度は床面を掃除機がけするなど、こまめな清掃を心がけることが大切です。
湿気・カビ対策
ベッド下は空気が滞留しやすく湿気がたまりがちです。収納した荷物までカビだらけになってしまう恐れもあるため、湿気対策は欠かせません。具体的には、収納ケース内に除湿剤(シリカゲルや炭など)を入れておく、マットレス下に敷く除湿シートを活用する、といった方法があります。晴れた日にはベッド下のケースを引き出して風を通すだけでも違います。
防虫対策
布団や衣類など布製品を収納する場合、湿気だけでなく防虫対策も忘れないようにしましょう。密閉度の高いプラスチックケースを使えばある程度害虫侵入を防げますが、念のため衣類用防虫剤も併用すると安心です。
取り出しやすさ
使用頻度の高いものをベッド下に入れてしまうと出し入れが面倒になり、結局使わなくなることがあります。ベッド下収納にはオフシーズン品や使用頻度の低い物を中心に入れ、日常的によく使う物は別の場所に収納するメリハリも必要です。また「収納したことを忘れて放置」も避けたいところですので、ケースにラベルを貼る、透明ケースで中身が見えるようにするなど工夫すると良いでしょう。
騒音・安全面
ベッド下にキャスター付きの収納ケースを使う場合、床への傷防止シートを敷いたり、防音マットを貼るなどして音や傷にも配慮しましょう。また地震の際に収納物が飛び出さないよう、ケースはしっかり奥まで収めておく、重すぎるものは入れないなど安全面にも気を配ってください。
おすすめ脚付きダブルマットレス5選【国内・海外】
最後に、国内外の主要メーカーから厳選した脚付きダブルマットレスのおすすめ5商品をご紹介します。それぞれ価格や構造、高さなど特徴が異なりますので、比較検討の参考にしてください
フランスベッド|SL-30 脚付きマットレスベッド
「とにかく腰をしっかり支えてほしい!」という方にはフランスベッドのロングセラー SL-30 がおすすめ。中身は密に巻かれた連続スプリングで、寝返りしてもマットがブレません。脚は3段階(9.5/15/25 cm)から選べるので、「低めでゆったり」「ベッド下を収納の秘密基地に」など、部屋の使い方に合わせてカスタマイズできます。カバーは銀イオン入りで汗をかいてもニオイにくく、取り外して自宅の洗濯機で丸洗い OK。硬めの寝心地なので、朝起きたときに腰がラクだと評判です。
ドリームベッド|E-Go 506 レッグタイプ
広島生まれのドリームベッドは「ホテルみたいなふかふか感」が得意。E-Go 506 はポケットコイルとラテックスフォームの二層構造で、肩はそっと受け止め、腰はぐっと支える“いいとこ取り”の感触です。マットレス部分が真ん中でパカッと分かれるので、階段が狭いアパートでも搬入ラクラク。オーク脚(15 cm)にセンター脚も付いているので揺れにくく、「2人で寝ても片方が起きたのに気づかない」レベルの静かさです。
シモンズ|ビューティレスト スリムベッドベース+ニューリュクスⅡ
「ホテルのあの包まれる感じが忘れられない…」という人は迷わずコレ。上段は 6.5 inch ポケットコイル、下段はボトムクッションという2段重ね仕様で、体に当たる部分はソフト、下からはしっかり反発という絶妙バランス。脚は 10 cm か 20 cm から選べて、20 cmにするとスーツケースまで入る頼もしさ。10年保証付きで「高いけど10年は余裕で持つならむしろおトク」とリピート購入するご夫婦も多いです。
サータ|ポスチャーベッド 28(脚付き)
少し硬めが好きだけど、ゴリゴリに硬いのはイヤ…というワガママに応えるのがサータ。腰のゾーンを硬め、肩はややソフトに作っているので背骨がまっすぐキープされやすく、長時間のデスクワークで腰がつらい人から支持されています。脚裏には最初からフェルト+滑り止めが貼られているので、フローリングを傷つけにくいのも地味に嬉しいポイント。保証も 10 年、将来へたりが気になったら表層ウレタンだけ取り替えられるサポートまで用意されています。
シーリー|ボンネルボトムファンデーション+ハイブリッドグランデ
収納力もムレ対策も妥協したくないならシーリーはいかが? 脚とボトムで床から 24 cm も空くので、深めの衣装ケースがごっそり入ります。上段マットレスはしっとりソフトめだけど、中のポスチャーテックコイルが腰を押し返してくれるので「沈むけど沈み過ぎない」独特の浮遊感。表地には瞬時に熱を逃がす冷感繊維を採用しているので、汗っかきさんや真夏の寝苦しさに悩む方にも大好評です。もちろんこちらも安心の 10 年保証付き。
まとめ
脚付きダブルマットレスは、ベッドフレームが不要で手軽に使えるシンプルな構造が魅力です。スペースを有効活用できるベッド下収納も大きなメリットといえるでしょう。一方で、マットレス単体での交換ができない点や、サイズ展開が限られている点はデメリットとして考慮する必要があります。
選ぶ際は、脚の高さ、マットレスの厚みと構造、搬入のしやすさ、耐荷重、そしてメンテナンス性をしっかりチェックしましょう。特にダブルサイズを二人で使用する場合は、ポケットコイルタイプや補強が効いた製品がおすすめです。
価格は2万円台から10万円以上まで幅広くありますが、使い方や重視するポイントによって最適な一台は変わってきます。リーズナブルな製品でも通気性や搬入のしやすさなど優れた点を持つ商品も多いので、自分たちの生活スタイルに合わせて選んでみてください。快適な眠りと便利な収納スペースを両立させる脚付きダブルマットレスで、より良い睡眠環境を作りましょう。
本ブログの記事はAIによる作成です。亀屋家具が運営する当ブログでは、ベッドをはじめとした様々なインテリアに関する情報を提供しております。記事内容の正確性と有用性を重視しながら、最新のトレンドや実用的なアドバイスをお届けしています。皆様の快適な住空間づくりのお手伝いができれば幸いです。
