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飛騨産業の各シリーズの違いを徹底比較|素材・デザイン・工法とライフスタイル別に解説

公開日:2026.01.04(Sun)

飛騨産業(HIDA)は、1920年に岐阜県・飛騨高山で創業した老舗家具メーカーです。ブナの森に育まれた木工技術と、温かみのあるデザインで世界的に知られています。

ブランドの象徴であるキツツキマークと10年保証に代表される品質の高さから、住宅はもちろんホテルや公共施設でも採用されています。この記事では、亀屋家具の取扱いブランドである「飛騨産業」を検討している方向けに、シリーズごとの違いと選び方をわかりやすく解説します。

素材や工法、デザインの特徴から、ライフスタイル別のおすすめまで詳しく紹介しますので、自分に合った一品を選ぶ参考にしてください。

飛騨産業シリーズ全体の分類と特徴

飛騨産業の家具は多彩なシリーズがあり、素材や意匠へのこだわりと用途別の設計によって分類できます。ここでは亀屋家具で人気のシリーズを、素材やデザインの方向性に沿って体系的に紹介します。

1. 自然の表情を活かしたシリーズ

森のことば

  • 主な特徴: 節(ふし)や白太、虎斑など天然木特有の表情をあえて見せるデザイン。2001年の誕生後、節を活かした家具の代表作となり、2018年にリビングソファがリニューアルされました
  • 主材: ホワイトオークなど広葉樹。節や白太を意匠として使用しています
  • 価格帯の目安: 中〜高価格帯。ソファ1脚で20万〜30万円台から
  • おすすめの方: 自然素材が好きな人、木の個性を楽しみたい人。座面は硬めで深く、ナチュラル感のある空間によく合います

kinoe

  • 主な特徴: 本来廃棄されがちな枝を笠木(背もたれの上部)に使用し、個性的なラインや節を活かしたサスティナブルなシリーズ。栗・檜・杉・ブナなど国産材を組み合わせ、丸い座面や背を持つ椅子がコミュニケーションを促します
  • 主材: 国産の栗・檜・杉・ブナなど。枝の独特な模様が特徴です
  • 価格帯の目安: 中価格帯
  • おすすめの方: 家族で囲むダイニングや子育て世代に最適です

2. 技術と曲線美を追求したシリーズ

CRESCENT

  • 主な特徴: 「温もりのデザイン」がコンセプト。背板や座面に滑らかな曲線を多用し、リブ構造を採用した座り心地の良さが特徴です。チェアは7 kg前後と重さがあり、安定感と高品質さを感じられます
  • 主材: ホワイトオーク、ビーチなど
  • 価格帯の目安: 高価格帯。アームチェア10万〜19万円
  • おすすめの方: ダイニングチェアの座り心地にこだわる人、高品質な家具を求める家庭やレストランに適しています

SEOTO / SEOTO-EX

  • 主な特徴: 彫刻のように削り出した背と座が人間工学に基づき体を支える「座りたくなる椅子」。SEOTO-EXはより立体的な座面と二重構造の背もたれで姿勢を支えます
  • 主材: ホワイトオーク・ウォールナットなど
  • 価格帯の目安: 高価格帯。アームチェアが10万〜19万円台
  • おすすめの方: 長時間座るワークスペースやダイニングに最適。姿勢改善を意識する人におすすめです

VIOLA

  • 主な特徴: 「最高のリラクゼーション」をテーマに、大きなアームと高めの背でゆったりと体を預けられるソファシリーズ。美しいカーブと無垢材のフレームが高級感を演出します
  • 主材: ホワイトオーク、ウォールナットなど
  • 価格帯の目安: 高価格帯。ソファ1台で40万〜100万円台
  • おすすめの方: 高級感を重視するリビング、ゆったりと寛ぎたい人向けです

NewMckinley

  • 主な特徴: 1969年に発売されたウィンザーチェアを現代的に再デザイン。背板は燕尾型(ダブテイル)で、V字配置のスピンドルが立体的な陰影を生みます。背の高さは94.5 cmで肩までしっかり支えます
  • 主材: ホワイトオーク・ビーチ・ウォールナットなど
  • 価格帯の目安: 高価格帯
  • おすすめの方: 高い背もたれでしっかりくつろぎたい人、高さにゆとりのある空間に適しています

kinoc(クマヒダ・シカ等)

  • 主な特徴: 曲木や圧縮技術を駆使した椅子やソファ。圧縮杉材を用いた軽量で丈夫な座椅子や、モダンな「シカ」チェアなどがあります
  • 主材: 杉材やブナ材(圧縮加工)
  • 価格帯の目安: 中価格帯
  • おすすめの方: 座り心地よりも軽さや移動のしやすさを重視する人に向いています

3. コンパクト・カジュアルシリーズ

Standard Collection

  • 主な特徴: モダン住宅に合わせやすい普遍的デザイン。ダイニング、リビング、ベッドなど幅広いアイテムがあり、シンプルながら無垢材を使用しています
  • 主材: ホワイトオーク、ビーチ、ウォールナットなど
  • 価格帯の目安: エントリー〜中価格帯
  • おすすめの方: 飛騨産業の入門シリーズ。予算を抑えつつ無垢家具を取り入れたい人に最適です

Prescelto

  • 主な特徴: イタリア語で「選ばれしもの」の意味。座面を厚くし、脚部の貫(補強材)を省くことで脚元をすっきり見せています。ソファは二層構造の座面で上層は柔らかく、下層は支えのある硬さです
  • 主材: ホワイトオーク等
  • 価格帯の目安: 中価格帯
  • おすすめの方: カジュアルながら座り心地にこだわる家庭に向いています

4. ロングセラー・伝統シリーズ

穂高(Hodaka)

  • 主な特徴: 1969年誕生のロングセラー。ユニット型でソファやチェアの組み合わせ自由度が高く、背・座のクッションを簡単に交換できるため長く使えます。伝統的なカントリーデザインで、新旧世代に愛されています
  • 主材: ホワイトオーク
  • 価格帯の目安: 中〜高価格帯
  • おすすめの方: 家族が成長してもレイアウトを変えて長く使いたい人に最適です

SEION

  • 主な特徴: 低め(高さ66 cm)・浅め(奥行90 cm)の設計で圧迫感が少なく、座面を自由に組み合わせてコーナーソファを作れます。背の削り出しが美しく、裏から見ても格好良いデザインです
  • 主材: ホワイトオークなど
  • 価格帯の目安: 高価格帯
  • おすすめの方: リビングにゆとりがある家庭、背面美にこだわる人におすすめです

温雅(Onga)

  • 主な特徴: コーナー型ソファ。高さ67 cm、奥行95 cmとSEIONよりやや大きめで、背は直線的で落ち着いた印象です
  • 主材: ホワイトオークなど
  • 価格帯の目安: 高価格帯
  • おすすめの方: 大きめのリビングやホテルラウンジなどに適しています

月光(Gekkou)・KOKI

  • 主な特徴: ベッドや寛ぎ椅子など。人間工学と素材研究による快眠を追求したベッドシステムや、和の雰囲気を持つフロアチェア
  • 主材: 檜、ホワイトオーク等
  • 価格帯の目安: 高価格帯
  • おすすめの方: 睡眠の質を重視する人、和モダンな空間を好む人に向いています

侭(Jin)テーブルシステム

  • 主な特徴: 天板の形状・脚形状・面形状・サイズを150通り以上組み合わせられるセミオーダーテーブル。高さは65〜72 cmで選べます。素材はホワイトオーク・ビーチ・ウォールナット・ツートーンから選択可能です
  • 主材: ホワイトオーク、ビーチ、ウォールナット
  • 価格帯の目安: 中〜高価格帯(サイズによる)
  • おすすめの方: 家族構成や空間に合わせて一枚板を選びたい人、オーダーを楽しみたい人に最適です

RODAN(ロダン)

  • 主な特徴: スマートで奥行50 cmのコンパクトデスク。リビングに置いても邪魔にならず、電源タップを天板に内蔵しテレワークにも適しています
  • 主材: ホワイトオーク・ビーチ・ウォールナット
  • 価格帯の目安: 中価格帯
  • おすすめの方: 在宅ワークや勉強用のデスクをインテリアに馴染ませたい人におすすめです

素材・仕上げ・張り地の違い

木材と仕上げ

飛騨産業では主材に北米産ホワイトオーク、レッドオーク、ブナ(ビーチ)、ウォールナットなど広葉樹を使用します。ホワイトオークは虎斑模様や白太を含む力強い木目が魅力で、強度が高く大型家具にも適しています。

ブナ材は肌目が細かく、曲木や圧縮加工に適しており、曲線を多用するCRESCENTに使われています。ウォールナットは濃い茶色で高級感があり、SEOTOやVIOLAなど上位モデルに用いられます。

仕上げは天然木の質感を生かすオイル仕上げと、耐久性・汚れに強いポリウレタン樹脂塗装の2種類があり、いずれもF☆☆☆☆規格の安全な塗料を使用しています。椅子の座面には滑り止め加工が施され、長年の使用でも安心です。

張り地のランク

張り地は布と革があり、布はB・C・Eランク、革はランク外の特別品に分類されます。Bランクは耐水性・メンテナンス性に優れた日常使い向けの生地、Cランクは撥水や防汚・防臭機能などを備えた高機能生地、Eランクは肌触りや質感にこだわった上質生地です。

さらに、撥水・防汚・抗菌に優れるAquaCleanなど特別生地が設定されており、シリーズによって専用生地が用意される場合もあります。

ハイエンドシリーズとスタンダードシリーズの違い

飛騨産業の価格は、使用する木材のランクと製造工程の複雑さによって大きく変わります。高級ラインでは希少なウォールナットや厚い無垢材を惜しみなく使い、手加工による曲線削りや蒸し曲げなど複雑な工法を採用します。

例えば、CRESCENTやSEOTO-EXのチェアは座面と背を立体成形し、リブ構造を内蔵するため、重さ6〜7 kgでも抜群の安定感と座り心地を実現します。一方、Standard Collectionでは、樹種をホワイトオークに限定し、構造もシンプルにすることで価格を抑えています。

以下は代表的なシリーズを価格帯と特徴で整理したものです。

ハイエンドライン

  • 対象シリーズ: CRESCENT、SEOTO/SEOTO‑EX、VIOLA、NewMckinley、SEION/温雅、侭テーブルシステム
  • 特徴: 厚い無垢材やウォールナットなど希少材を使用し、曲木・彫刻加工など高度な工法を採用。背や座の曲線が美しく、長時間快適に座れます
  • 主材・工法: ホワイトオーク・ウォールナット・ビーチなど。手彫り、曲木、圧縮加工を駆使しています
  • 価格帯の目安: チェア1脚10万〜20万円台、ソファ30万〜100万円以上、テーブル20万〜50万円以上

ミドルライン

  • 対象シリーズ: 森のことば、kinoe、Prescelto、RODAN、穂高
  • 特徴: ホワイトオークなど主要材を中心に、節や枝を活かしたデザインやカバーリング仕様を採用。曲木やオイル仕上げで質感は高いですが、サイズや材を限定して価格を調整しています
  • 主材: ホワイトオーク、ビーチ、杉(圧縮)、国産材
  • 価格帯の目安: チェア1脚6万〜12万円、ソファ20万〜60万円、テーブル15万〜35万円

スタンダード・エントリーライン

  • 対象シリーズ: Standard Collection
  • 特徴: シンプルな直線デザイン。樹種を限定し、加工工程もシンプルで価格を抑えています。無垢材ならではの温かさを感じられる入門ラインです
  • 主材: ホワイトオーク(限定)。オイルorウレタン仕上げ
  • 価格帯の目安: チェア1脚4万〜8万円、ソファ15万〜30万円、5点ダイニングセットで約35万円

ライフスタイル別の選び方

飛騨産業の家具は種類が多く、ライフスタイルに合ったシリーズを選ぶことが大切です。ここでは用途や住まい方に合わせたおすすめを紹介します。

小さなお子さまがいる家庭

森のことばは節を活かした温かみがあり、節の凹凸は触って木の質感を楽しめます。座はやや硬めで姿勢を保ちやすいので、小学生くらいの子どもが学習する際にも向いています。

コンパクトなリビングやマンション

RODANデスクは奥行50 cmと薄型で、リビングに置いても邪魔にならずテレワークや学習スペースを確保できます。

kinoeなど曲木を用いたシリーズは背板が細く軽やかで、視覚的にも圧迫感がありません。カバーリング仕様で汚れても洗えるため賃貸住宅でも安心です。

広々としたリビングや高級感を求める空間

VIOLAは大きなアームと高い背でゆったり座れるため、広いリビングやホテルライクな空間におすすめです。ウォールナット材や上質な革張りを選べば重厚感が増します。

SEION温雅(Onga)は背面のデザインにこだわり、リビング中央に置いても絵になるソファです。SEIONは高さ66 cm・奥行90 cmと比較的コンパクトなのに対し、温雅は高さ67 cm・奥行95 cmでより重厚感があり、空間の大きさで選ぶと良いでしょう。

NewMckinleyは94.5 cmの高い背もたれと立体的なスピンドルが特徴で、安定した座り心地を求めるダイニングや書斎に向きます。

長時間の在宅ワークや学習向け

SEOTO-EXは骨盤を支える3D座面と曲線の背もたれにより、長時間座っても疲れにくい「立ちたくなくなる椅子」と称されています。ワークデスクと合わせればホームオフィスに最適です。

RODANと組み合わせることで、リビングでもスタイリッシュなワークスペースが作れます。電源タップが天板に内蔵されており、PCやスマートフォンの充電もスマートです。

家族構成の変化に対応したい家庭

穂高(Hodaka)はユニットタイプで片肘・両肘・角コーナーなど多様なパーツを組み合わせでき、クッションが簡単に交換できるため長く使えます。子どもが巣立った後もレイアウトを変えて再利用できる点が魅力です。

侭(Jin)テーブルシステムは天板の形や脚を自由に組み合わせられるセミオーダーなので、引っ越しや家族構成の変化に合わせてカスタマイズできます。

購入時の注意点とメンテナンス

搬入経路の確認: ソファやテーブルは一般的なドアや階段から搬入できるか事前に測りましょう。特にNewMckinleyやVIOLAは背が高く重量もあるため玄関や廊下の幅が十分か確認が必要です。

木材の個性を理解する: 天然木のため、節・白太・虎斑などの表情は一点ごとに異なります。森のことばやkinoeはその個性を魅力としているので、節や色の違いが気になる方は別のシリーズを検討すると良いでしょう。

張り地のメンテナンス: 布張りはカバーリング仕様かどうか、洗濯やドライクリーニングが可能かを確認しましょう。Cランク以上は撥水・防汚加工が施されておりお手入れが楽です。

座り心地の試座: 椅子やソファは数分では本当の座り心地が分かりにくいため、店舗で長めに座って体に合うか確かめましょう。亀屋家具では主要シリーズの試座ができ、スタッフが座り方のポイントを説明します。

時期とセール情報: 飛騨産業は春・秋にアウトレットや特別セールを開催することがあり、対象シリーズが20〜30%OFFになることもあります。亀屋家具のセール・イベント情報ページ(https://www.kameyakagu.jp/events)を定期的にチェックしましょう。

亀屋家具でのおすすめ導線

亀屋家具のオウンドメディアでは、飛騨産業のブランド紹介ページやシリーズ別の特集記事を多数掲載しています。以下のリンクから気になるシリーズの詳細や実際の商品ページをご確認ください。

飛騨産業ブランド紹介ページ: ブランドの歴史や技術、代表シリーズを総合的に解説するページです。亀屋家具の取り扱いラインナップを一覧できます。

シリーズ別の商品ページ: 森のことば・CRESCENT・SEOTOなど各シリーズの具体的な商品ライン、サイズ展開、価格を確認できます。複数の樹種・張り地から選択できるため、自分の好みに合わせてカスタマイズが可能です。

セール・イベント情報: 亀屋家具イベント情報ページでは、期間限定のセールや展示会情報、アウトレット品の案内をしています。キャンペーン期間は早めに在庫が無くなることもあるので、こまめにチェックしましょう。

飛騨産業家具を選ぶためのチェックリスト

  • 使用目的と設置場所を明確にしていますか?
  • 家族構成・ライフスタイル(小さなお子さま・在宅ワーク・来客頻度など)に合ったシリーズを選んでいますか?
  • 希望する木材や張り地の種類を決めていますか?(無垢材の樹種・オイルorウレタン仕上げ・布・革など)
  • 搬入経路のサイズ(玄関、階段、エレベーター)を測りましたか?
  • ソファやテーブルの高さや奥行きが部屋に合うか確認しましたか?(例:SEIONは高さ66 cm・奥行90 cm、温雅は67 cm・奥行95 cm)
  • メンテナンス性(カバーリングの有無、洗濯可否、オイル仕上げの場合のオイル塗り直し頻度)を確認しましたか?
  • 予算とコストパフォーマンスを比較しましたか?(ハイエンドラインは高価格ですが長く使える品質、スタンダードはコストを抑えつつ無垢の魅力を味わえる)
  • セールやキャンペーン情報をチェックしましたか?タイミングによっては憧れのシリーズをお得に購入できるチャンスがあります

まとめ

飛騨産業の家具は、天然木の美しさと飛騨の匠による高度な技術が融合した逸品揃いです。シリーズごとに素材やデザイン、座り心地が大きく異なるため、ライフスタイルや好みに合わせて選ぶことが重要です。

森の表情を楽しむ「森のことば」、人間工学を追求した「CRESCENT」や「SEOTO」、ロングセラーの「穂高」といったラインナップから、あなたに最適な一品を見つけてください。亀屋家具では各シリーズの実物を体験できるほか、セール情報も随時更新しているので、ぜひチェックして理想の家具選びをお手伝いします。

本ブログの記事はAIによる作成です。亀屋家具が運営する当ブログでは、ベッドをはじめとした様々なインテリアに関する情報を提供しております。記事内容の正確性と有用性を重視しながら、最新のトレンドや実用的なアドバイスをお届けしています。皆様の快適な住空間づくりのお手伝いができれば幸いです。